2019年3月3日日曜日

夏帆の感想

ワタノハキッズ代表の今井夏帆がフェイスブックで書いていた展覧会の感想が、とてもいい文章だったので、ここに全文をコピーして掲載しまーす。


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1週間経過して振り返るワタノハスマイル展_
先週の金曜から日曜まで名古屋におじゃまさせていただきました(*´﹀`*)
何故?と思う方も多いはず。実は私、東日本大震災直後からボランティアとして渡波小学校にやってきた犬飼ともさん、当時小学校に避難していた子どもたちと共にガレキでオブジェを作っていたのです。やがて、オブジェ達は日本中そしてイタリアにまで展示されるほどになりました( °_° )

そして今回、長い間展示を続けてくださったノリタケの森ギャラリー(名古屋展)もついにラスト展示ということで、キッズ代表として招待されたわけです。ま、もう大人なんですけどね(苦笑)
さてさて、名古屋では本当に夢のような体験をさせてもらいました!
まず藤井清美さんによる脚本、そして西村直人さん、小林美江さん、…と私(小声)でおくる朗読劇。何故かプロ勢揃い!迫力!声量が桁違い!その隣にちょこんと私…これを4回!正直背中の汗は気持ち悪いし、失敗すると思ってました。でもたくさんの人の応援、そして真剣に聞いているところを見て頑張れました( •̀ω•́ )✧
そして…私の大本命『犬飼とも×今井夏帆のトークショー』。実はこれ、私が生きているうちに絶対やりたいことのひとつでした。あの時なんとか生き残ったものの外の光景、人間の醜さを目の当たりにし、私は一時期生きることを拒絶していました。そんな時、たくさんの人たちがボランティアという形で助けてくれたのです。あの人たちは素性を知らぬ人も救うのか、人間捨てたもんじゃないなと。生意気な中学生の目には宝石のようにキラキラと鮮明に映りました。その時からずっと考えていたのです。このままでいいのか?なにかすべきなのでは?と。そしてたどり着いたのが「あの時の記憶、そして本心を忘れず語り継ぐこと。」でした。まさか20代のうちに叶うなんて。最初は明日死ぬのかなとか…なんだか心配になりました。本番はノープランすぎてゴタゴタだったけれど、2回目ではちゃんとお話出来たと思います(笑)
結論からいえば、話して本当に良かったです。興味を持ってくださった方、泣いて感動してくれた方などたくさんいらっしゃいました…今後も続けていくべきだなと身に染みた時間でした
私はあの時、大切なものをたくさん失いました。ですが、それ以上にたくさんのご縁が私を勇気づけ、やがて心や人生を豊かにしてくれました。感謝あるのみです。ワタノハスマイルプロジェクトに協力、参加してくださった皆様も、ありがとうございました。ともさんはいい加減な人なので、たくさんの人が助けてくれなかったら、こんなにも続きませんでした。まぁともさんも定職につかず、ずっと活動を続けてくれたことはとても立派なことだと思います(;A;)
年上の友達としてうっすら尊敬しています。今後も仲良くしてね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
重ねて名古屋で出会った皆様、楽しい時間をありがとうございました。今度は自分の力で、必ず名古屋へ行きます。その時は耳にこびりついてしまうくらい感謝の気持ちを伝えたいと思います(◦ˉ ˘ ˉ◦)
次の活動…正直何時になるかわかりません。でも、伝え続けるため、災害で悲しい思いをする子どもたちを救う為にも続けていきたい活動です。
最後に。いーーーーっぱい!ありがとうございました!!