2020年12月4日金曜日

あんざい果樹園

北海道で友達になった安斎さんという方がいます。福島生まれで福島に住んでいたのですが、震災後、小さい子が心配になって、家族で北海道に移り住んで今も北海道に住んでいる方です。

安斎パパは僕と同い歳で、東北出身、そして好みや感覚が似ていることもあり、北海道ではよく遊んだり、一緒にイベントをしたりしていました。


安斎さんは、基本、農家のような仕事をしているのですが、農家とは一言でまとめきれないおもしろい活動をしていて、ある方が安斎さんのことを「パンク農家」と言っていて、おっ!うまいこと言うな〜と思いました。そんな感じの人です。どんな感じだ。笑


安斎さんの実家は福島で果樹園をやっていて、ちょうど今、りんごの収穫時期で、安斎さんが北海道から福島の実家に手伝いで戻って来ていました。安斎さんと東北で再会してみたかったので、1泊2日で僕もりんごの収穫のお手伝いに行って来ました。


福島市にあるあんざい果樹園。噂には聞いていましたが、すごいところでした。果樹園の中に、うつわ屋さんとゲストハウスがあります。それがとってもセンスがいいんです。


安斎パパは芯はすごくあるのですが、ゆるゆるーとしたおおらかな人です。その安斎パパのお父さんお母さんも、芯はすごくあるのですが、ゆるゆるーとしたとてもおおらかな方でした。


あんざい果樹園は普段使っている道具のセンスがとってもよかったです。仕事の合間、よくお茶を飲んで会話をします。そのお茶の飲み方のセンスも、とってもいいな〜と思いました。気持ちよく過ごすこと、そして美術を大切にして暮らしている方々でした。


お茶をしているとき、イタリアを思い出しました。あんざい家の暮らし方はイタリア人の暮らし方と似ているな〜と思いました。豊な暮らし方です。


山形で美術教室をはじめる前で緊張して力んでて、最近、自分のテンションが少し上がりすぎているな~と思っていました。あんざい家のゆるゆるーとしたおおらかな皆様と過ごしていて、とってもリラックスできました。まるで、子どもの頃の実家にいるような感じでした。













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