2016年5月29日日曜日

2016年5月22日日曜日

2016年5月16日月曜日

森の中

最近は、えこりん村の森の中にいることが多い日々です。森の中を手入れして、子ども達が遊んだり学んだりするための広場や道を作っています。僕は森の手入れがとても好きだなーということが分かりました。どうやれば早く、そして美しくなるか考え、作業の段取りをして、あとは無心になってもくもくと作業をします。無心になってもくもくと草を刈りながらも、頭の片隅では別のことを考えてたりします。なかなか解決しない難しい問題とかを、草を刈りながらじーっくりと考えてたりします。今日は昨日見た映画のことをじーっくりと考えていました。

昨日「ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション真の代償~」というドキュメンタリー映画を見ました。ショッキングな内容でした。久しぶりに絶望的な気持ちになりました。映画は価格の安い服がどこで誰が作っているのを追った映画だったのですが、知らないことだらけでした。安い服がバングラディシュで多く作られていること。工場からでる汚染水で町に奇形児がふえていること。劣悪すぎる労働環境にデモを起こしたら警官に撃ち殺されたこと。価格の安い服で使われるコットンの多くがインドで作られていて、遺伝子組換えの綿を作らされたインドの農民が次々と自殺していること。僕が今まで何も考えず、安いからという理由で買っていた服が、環境を破壊しているんだと知ったこと。そして、誰かを殺していたんだと知ったこと。

と。。。文章を書きながらも、また絶望的な気持ちになってしまったのですが、森で草を刈りながら、頭の中でどうすればいいのかなーと、じーっくりと考えていると、そこまで絶望的な気持ちにならずに考え続けることができます。まー、解決方法なんて1つも見えてはこないのですが、パソコンの前で情報を調べているよりも、草を刈りながら、じーっくりと考えている方が僕には向いてるようです。

そこで、ハッと気づいたことがありました。この感覚って海辺で漂着物を集めている感覚と同じだ!と気づきました。海辺で漂着物を集めている時ももくもくと作業をします。僕はその作業はまったく苦にななず、むしろ好きな作業です。漂着物がなくなる解決方法もまーったく見えてはいないのですが、漂着物を集めながらじーっくりと考え続ける行為は好きです。

そこでまた、ハッと気づいたことがありました。僕は海辺で赤い大きなソリを引いて漂着物を集めているのですが、森で引いいたらどうだろうと思いました。そして、赤い大きなソリを使って刈った草を運び出しました。そしたら作業のスピードがぐんっ上がりました。

そこでまたまた、ハッと気づいたことがありました。海と森は一緒なんじゃないのか!と。。。思ったあたりで、なんだかよく分からなくなってきて、1人で軽く失笑して、本当の無心になってもくもくと草を刈り続けました。

そんな森の中の日々。写真は森への行き帰りでいつも通る道。僕はこの道がとっても好きです。





2016年5月8日日曜日

木に登る子ども達

木に登る子ども達と、それを余計な口は出さず優しく見守る大人達。おそらく昔は当たり前だった光景。この光景はいつから当たり前じゃなくなったんだろうか?木に登る子ども達の姿を、僕は美しいなーと思った。


2016年5月6日金曜日

ザ・トゥルー・コスト

アパレル業界で働いていて、使い捨てにされる服を作ることで誰かが苦しんでいることを知り、心を痛めてアパレル業界を去り、今はまったく違う仕事をしている友人が何人かいて、ファストファッションのことは気になっていました。ちょうど札幌でファストファッションのことを追ったドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト」の上映会があるので見に行ってみよーと思います。動画は映画の予告編です。予告編だけでもすごーく考えさせられます。

ザ・トゥルー・コスト札幌上映会
日程:5月15日(日)
場所:札幌エルプラザ3Fホール
詳細:https://www.cinemo.info/theater_detail.html?ck=417

映画の予告編
https://www.youtube.com/watch?v=tR5giBWTPX8

2016年5月5日木曜日

森の広場

今日までの3日間、えこりん村の森の中にいました。NPO法人共育フォーラムの方々と森の中の木や草を刈り、森の中に広場を作っていました。いやー!気持ちがよかったです。遊びのようで遊びではなく、仕事のようで仕事ではなく、ほどよく気持ちのいい労働でした。森の中で一緒に体を動かしながら会話をするのは、いろんなアイディアが生まれていいですね。今後この森の広場で、子ども達が遊んだり学んだり、いろんなことがはじまるようです。そういうことを想像しながら広場を作って行くのが楽しかったです。「森の中に広場を作る」という行為は夢がありますね。